Session22 サウナは危険!

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概略

コミックス2巻収録

主な登場人物:わたし(大使)

あらすじ

  • 毎日サウナに入ると「湯に浸かる」習慣が遠くなると感じるわたし。湯船に浸かりながら「湯もいいもんだ」と感じる。

  • 湯に浸かりながら、入浴中の事故について考えるわたし(消費者庁HPによる)。
  • 入浴中の事故死者数は年間19,000人に上り、交通事故死を大きく上回ること
  • 特に多いのが冬季、高齢者の事故であり、そのほとんどが浴槽内で行っていること
  • そもそも入浴中には湯で体に水圧がかかっており、その状態から急に立ち上がると、カラダにかかっていた水圧がかからなくなり、圧迫されていた血管が一気に広がる。
  • その結果、脳に行く血液が減り、貧血状態になり、意識を失う。そして浴槽内で溺れてしまう。
  • これらのスタイルは日本固有の「熱い湯に肩までつかる」ということが影響しているとのこと。
  • お風呂は、「室内(暖かい=血圧安定)脱衣所(寒い=血管縮んで血圧上昇)→浴室(寒い=血管縮んで血圧さらに上昇)→浴槽(暖かい=血管広がり血圧低下)」と温度差により、血圧が乱高下する。
  • 安全に楽しむために、「脱衣所や浴室を防寒して、急激な温度変化をなくすこと」「お湯は41℃以下にして10分以上は入らないようにすること」「入浴中に異変を感じたら溺れてしまわないように浴槽の栓を抜くこと」を紹介

  • サウナも楽しみ方を一歩誤ると危険であることを、自分の経験を通じて強調するわたし
  • ぬるめの水風呂(19℃か20℃くらい)に入っていた時のこと。考え事をしていて、時間の経過を忘れていた。慌てて出ようとしたが、カラダにすごい重力を感じ、水風呂のフチにかろうじて座るなどして回復を図る。
  • しっかり冷たい水風呂であれば、「もう出なきゃ」とカラダが反応するのだが、ぬるい水風呂の場合、カラダからの「出ろ!」のサインに気づきにくい。水風呂時、水温と血圧で血管は収縮。出たところで、血管は広がり、血圧は低下。脳に血液が送られずに貧血になったもよう。
  • 温度と血圧の関係で、現在の自分の置かれた状態と解決法で暫くの間、思考がぐるぐるになるわたし。(過去に同じ目にあったことが2度あるとのこと)
  • その後、水風呂から出るときはゆっくり温度変化はゆるやかに、休憩を重視するようになった。
  • わたしは「高齢になって血管も弱ってきたら、いずれサウナとお別れをする日がくるかもしれない。今、サウナで語らえること、ととのえること、こんな幸せはない。安全に長く楽しみたいものだ」と感じる。

  • この回では、お風呂やサウナに潜む貧血リスクのメカニズムと対応法を紹介。
  • 最後のコマで、サウナ依存症で危険な偶然さんをいじる。
冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! -自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています- | 消費者庁

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