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サウナには独自の専門用語が多々あります。それらにインデックスをつけ、リンクを活用し、わかりやすく整理しました。言葉は誰かが作り、皆が使うことにより、定着したもの。いろんな本を参考に、スパ・サウナで皆が使っている言葉を交え、編集しました。

目次部分を押すと、説明にジャンプします。

アウフグースの風景
  1. あ行
    1. アイスサウナ
    2. アウトドアサウナ
    3. アウフグース
    4. アカスリ
    5. アフターサウナ
    6. あまみ
    7. アメニティグッズ
    8. アロマウォーター
    9. アロマオイル
    10. U15(アンダー15)
    11. ikiサウナ
    12. イズネス
    13. 井戸・井戸水
    14. 井上劇場
    15. インフィニティ風呂
    16. ウィスキング
    17. ヴィヒタ
    18. 産湯
    19. 遠赤外線サウナ
    20. 塩素殺菌
    21. 黄土サウナ
    22. オートロウリュ
    23. おかわり
    24. オロポ
    25. 温度計
    26. 温度の羽衣
    27. 温冷交代浴
  2. か行
    1. 外気浴
    2. ガス遠赤外線サウナ
    3. カプセルホテル・カプセルユニット
    4. 仮眠室/休憩室
    5. カラン
    6. 韓国式サウナ
    7. 乾式サウナ(ドライサウナ)
    8. クアハウス
    9. クールダウン
    10. クールダウンルーム
    11. グルシン
    12. ケロ
    13. 高温サウナ
    14. 公衆浴場
    15. コワーキングサウナ
  3. さ行
    1. サウナ
    2. サウナー/サウニスト
    3. SAUNACHELIN(サウナシュラン)
    4. サウナ・スパ 健康アドバイザー
    5. サウナストーブ
    6. サウナストーン
    7. サウナ・スパプロフェッショナル
    8. サウナゾンビ
    9. サウナタイマー
    10. サウナハット
    11. サウナパンツ
    12. サウナマット
    13. サ活
    14. サ飯
    15. サ旅
    16. サ道
    17. 塩サウナ
    18. 下茹で
    19. シングル
    20. 湿式サウナ(ウェットサウナ)
    21. 12分計
    22. SPA(スパ)
    23. スピる、スピっている
    24. スモークサウナ
    25. セルフロウリュ
  4. た行
    1. タナカカツキ
    2. タワー型サウナ
    3. チムジルバン
    4. 中温サウナ
    5. チラー
    6. チンピリ
    7. 低温サウナ
    8. テントサウナ
    9. ととのいイス
    10. ととのう
    11. ドライサウナ
  5. な行
    1. 内気浴
    2. 日本サウナ・スパ協会
    3. 熱波
    4. ヌシ
  6. は行
    1. バーニャ
    2. バケット
    3. ハマム
    4. 汗蒸幕(はんじゅんまく)
    5. ヒートショックプロテイン(HSP)
    6. 日帰り温泉施設
    7. フィーバータイム
    8. フィンランド式サウナ
    9. プライベートサウナ
    10. ベッスパ
    11. ブルポ
    12. プロサウナー
    13. ベンチ
    14. ホームサウナ
    15. ボナサウナ(ボナサームサウナ)
  7. ま行
    1. マイスター
    2. 水通し
    3. 水風呂
    4. 眼鏡置き
  8. や行
    1. 薬湯サウナ
    2. ユーツル
  9. ら行
    1. ラドル
    2. リクライニングチェア
    3. リラクゼーションサービス
    4. ロウリュ
    5. ロッカーキー
    6. ロッキーサウナ
  10. わ行

あ行

アイスサウナ

氷点下まで冷やされた部屋。水風呂がない施設や水風呂が苦手な人のクールダウンに使われる。フィンランドでは冬場、外気温が氷点下になるので、その再現とされる。

アウトドアサウナ

サウナテント、小屋型など野外でサウナを楽しむスタイル。海、湖、川を水風呂代わりに使うこともある。

アウフグース

ロウリュをして立ち昇った蒸気をタオルなどであおぐ行為のこと。ドイツ語で直訳すると「輸液」「注入」などを意味。意訳すると「コーヒーなどを沸かせる」という意味。ドイツでは、一般的に熱したサウナストーンに水をかけて蒸発させた蒸気を、タオルで振り回してサウナ室に充満させるパフォーマンスのことを指す。発汗作用が高まることから近年は日本のサウナ施設にも広く取り入れられており、利用客に蒸気の風を送るサービスとして実施されている。フィンランドではサウナストーンに水をかける行為をロウリュというが、日本の施設では、アウフグースを含めてロウリュと呼ぶことが多い。

How to アウフグース
「○時○分より、サウナ室においてアウフグースを行います。尚、室内に新鮮な空気を取り入れるため、ただいまより○分間、サウナ室の扉を開けさせていただきます」※ドイツでは一般的に、10分程の換気の後でアウフグースを行っています。 「ただいまからドイツ式アウフグースを行います。担当はわたくし○○が務めさせていただきます。どうぞ...

アカスリ

特殊なグローブで肌をこすり、垢や古い角質を取り除くこと。新陳代謝が活発になり、血行促進や美肌効果があると言われる。サウナ施設に併設されていることが多い。

アフターサウナ

サウナを楽しんだあと、館内着に着替えてから心身を休める行為のこと。休憩室のリクライニングチェアで横になったり、レストランで食事をしたり、ゆったりとした時間をすごすことを意味する。

あまみ

サウナ、水風呂を繰り返すと皮膚の表面に表れる赤いまだら模様のこと。サウナで血流が良くなり、体内の毛細血管が拡張し、水風呂で血管が締まり、休憩時間に身体から熱を逃がそうと締まっていない血管に血流が集中することでできると言われる。プロサウナー濡れ頭巾ちゃん発祥の言葉と言われており、富山の方言説がある。

アメニティグッズ

サウナ施設の浴室や洗面所に置かれた消耗品類。シャンプーや歯ブラシ、かみそりなどがあり、入館すれば無料で利用できることが多い。有名メーカーの製品で揃える施設もある。

アロマウォーター

ロウリュやアウフグースをするために、熱したサウナストーンにかけるアロマオイル入りの水。様々な香り、効能を楽しめる。

アロマオイル

植物などの有効成分を抽出したオイル・精油(エッセンシャルオイル)を希釈したもの。サウナ室ではロウリュを行う際に使用する。アロマオイルを含ませた水をサウナストーンにかけることで、蒸気とともに豊かな香りが広がり、リラックス効果も上がる。また、なかには館内でアロマオイルを焚く店舗もある。

U15(アンダー15)

15℃以下の水風呂。平均よりも比較的低く、理想とされやすい温度。

ikiサウナ

iki(イキ)はフィンランド語で「永久」や「永遠」を意味する言葉。ikiサウナはサウナの原型スモークサウナを再現した、フィンランド型のサウナ室のこと。大量の石が山のように積み上げられたサウナストーブを使用し、そこに水をかけることでロウリュを行う。「より本場に近いサウナ」として、2008年に日本での輸入販売が開始された。

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イズネス

フィンランド生まれのストーンサウナと、ガス遠赤外線ヒーターを融合させた METOS製のヒーター 。 岩場を思わせる迫力のビジュアルが特徴。

井戸・井戸水

井戸は地下水や温泉、石油などを汲み上げるための設備。 井戸水はそれに貯められたり汲まれたりした水。地下水とほぼ同義。井水(せいすい)とも呼ばれる。

井上劇場

神奈川県横浜市鶴見にある ファンタジーサウナ&スパ おふろの国 所属の元プロレスラー、 井上勝正 の熱波パフォーマンスの通称。独自の世界観を作り出す為、ロウリュ前の話があまりにも長く、熱波前に途中退室する人も。途中退室のお客さんはサウナ紳士と称え、拍手を浴びてサウナの花道を作って送り出す。熱波の回数はその日の状況により煩悩の数の108発、365歩のマーチに例えた365発、サウナの370発、北斗の拳の経絡秘孔に例えての708発など様々。エンタメ性が非常に高く、虜になる人が多い。

インフィニティ風呂

浴槽の縁が景色と一体化している開放感のあるお風呂。

ウィスキング

フィンランドの習慣で、汗が出るまで身体を温めたあとで、水を入れた桶などにヴィヒタ浸し、数回身体を叩くこと。血行や新陳代謝が促進されるうえ、白樺に含まれるミネラルによって肌が引き締まる。殺菌作用もあると言われている。ロシアにはサウナの際に「ヴェニク」という枝ほうきを使って身体を叩く文化がある。

ヴィヒタ

白樺の枝葉を束ねたもの。サウナ室に吊るして香りを楽しんだり、ウィスキングで全身を叩くようにして使用する。

産湯

初めて入ったサウナ、またはサウナの良さに気づいた施設のこと。「産湯はどこですか?」のように、ある程度の経験のあるサウナーの会話で使用される。

遠赤外線サウナ

ガスを燃料にし、遠赤外線で温めるサウナ。ランニングコストが安いので銭湯で多く見られる。

塩素殺菌

浴槽の水にはレジオネラ菌防止のため、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、塩素化イソシアヌル酸などが用いられる。遊離残留塩素濃度を、1日2時間以上 0.2~0.4mg/Lに保つことが望ましいとされている。

黄土サウナ

美容効果が高く、岩盤浴にも用いられる土「黄土」を壁面に使用したサウナ室。黄土は遠赤外線を放射する特性を持つため、室温が低めでも身体を芯からじっくり温められる。

オートロウリュ

自動装置により一定間隔でサウナストーンに水を掛けることでロウリュを発生させる仕組み。

おかわり

スタッフによるアウフグース(ロウリュ)の一連のパフォーマンスが終了したあとに、客が再び熱波を受けること。利用客はスタッフの呼びかけに対して任意で熱波をリクエストできる。

オロポ

サウナのあとに飲む有名飲み物。オロナミンCとポカリスエットを混ぜたもので、黄金比は1:1と言われている。オロポカと言うこともある。

温度計

温度を計測するための計器。ほとんどのサウナ室の壁に掛けられており、客は温度計を見ることでサウナ室の室温を把握できる。温度の高い天井近くに配置されることが多い。

温度の羽衣

サウナの後の水風呂に入ると皮膚の表面に生成される薄い暖かさを感じる膜のこと。冷たさを感じにくくなえい、心地良い感覚に包まれる。ネーミングはタナカカツキ先生。

温冷交代浴

サウナと水風呂を交互に利用する入浴法のこと。自律神経を整える効果があり、低血圧の改善などに効果的。1回の温冷交代浴を1セットと呼ぶ。

か行

外気浴

外の空気や光を浴びて身体をリラックスさせること。海や森などのロケーションが良いと最高。

ガス遠赤外線サウナ

ガス燃料による遠赤外線ストーブを使用したサウナ室。遠赤外線で体感温度を高めるため、高温サウナよりも低めの80~90℃の室温で無理なく発汗できる。ガス燃料の遠赤外線ストーブは電気式に比べて省エネなので、導入する施設が増えている。

カプセルホテル・カプセルユニット

温浴施設や簡易宿泊所によく設置されているカプセル型 のベッドスペース。寝具の他にテレビや目覚ましアラー ムが設置されている事が多い。日本では法律上、施錠をすることができない。1979年に大阪ニュージャパンが日本初のカプセルホテルを開業した。

仮眠室/休憩室

サウナ施設において仮眠/休憩をとるために設けられたスペースで、アフターサウナに使う部屋。休憩室には、リクライニングチェアが設置されることが多く、仮眠をとったり、室内に置かれた漫画を読んだりできる。施設によっては照明を落とした仮眠専用のスペースが用意されていることもある。

カラン

洗い場のこと。本来は蛇口を指す言葉だが、日本の温浴施設ではこう呼ばれている。語源オランダ語で「鶴」という意味。

韓国式サウナ

薬石や黄土などを使ったドームを焚いて、その中に入るサウナ。韓国の伝統的で、汗蒸幕(ハンジュンマク)と呼ばれている。熱さの対策として麻の布を羽織るスタイルが一般的。

乾式サウナ(ドライサウナ)

湿度が低め(10%前後)のサウナ室のこと。温度は一般的に80~100℃。ドライサウナとも呼ばれる。一般的に、サウナというとこの乾式サウナを指すことが多い。

クアハウス

ドイツの温泉地にある保養所で、日本でいう温泉ランドのような施設。クアはドイツ語で治療を意味する。サウナなどの入浴用だけでなく、スポーツやトレーニングのような設備も用意され、健康・保養のための多目的施設として利用される。

クールダウン

サウナ浴のあとに行う身体を冷やす行為。水風呂や、ぬるめのシャワー、露天での外気浴など、方法は多岐に渡る。クールダウンには温度差による刺激で身体の抵抗力が増進するなどの効果がある。

クールダウンルーム

サウナの後に身体を冷やすために作られた部屋。水風呂が苦手な方はおすすめ。 クールダウンルームの温度が極端に低い場合、アイスサウナともいう。

グルシン

水温1ケタ台のキンキンな水風呂。シングルが語源。

ケロ

フィンランドの北極圏以北に佇む樹齢200年以上のパイン(欧州赤松)が立ち枯れしたもの。美しい光沢を持つことから、「木の宝石」と呼ばれ、これを木材として使用したサウナ室を「ケロサウナ」という。見た目の風合いの良さと断熱性の高さが特徴。

高温サウナ

一般的には室温を90℃以上に設定したサウナ室を指す。室内には段差が設けられ、上にいくほど高温になる。

公衆浴場

公衆一般が利用できる入浴施設のこと。 入浴料が定められている普通公衆浴場(銭湯や公営の温泉など)と、入浴料が定められていないその他公衆浴場 (スーパー銭湯やサウナ施設など)に分けられる。

コワーキングサウナ

施設内に机や作業台を置いたコワーキングスペースを設けたサウナ。スカイスパYOKOHAMAの「コワーキングサウナ・KOWORK」が日本初の施設と言われている。

さ行

サウナ

「水風呂に入り、休憩、やがて訪れるスーパー穏やかな快感。これらをひとまとめにして『サウナ』という」とタナカカツキ先生は言う。

サウナー/サウニスト

サウナ愛好家。水風呂の温度などにこだわを持つなど、サウナを心から愛する人のことを指す。また、サウナの素晴らしさを広めるために活動する人のことを「プロサウナー」と呼ぶこともある。

SAUNACHELIN(サウナシュラン)

TTNEのサウナ啓もう活動に賛同する様々な業界の「プロサウナー」が審査委員となり、11施設をノミネート。

全国5,000施設以上ともいわれるサウナ施設の中から、水風呂・外気浴スペース・ホスピタリティ・男女の有無・料金設定・清潔性・エンタテイメント性・革新性などの観点で評価。『既存の枠に捉われず新しい試みにより、従来のイメージより新たなサウナの価値を導き出し、サウナ愛を通じてより多くのサウナーをととのえた革新的なサウナ施設』を、“今行くべき全国のサウナ施設”として毎年 11月11日「ととのえの日」に発表・表彰。

御船山観光ホテル らかんの湯
SAUNACHELIN 2022
SAUNACHELIN(サウナシュラン)とは、毎年11月11日の“ととのえの日”に全国のサウナ施設の中から、様々な業界の「プロサウナ―」が審査委員となり、その年の“今行くべき全国のサウナ施設”上位11位をランキング・表彰するサウナ界のミシュランです。

サウナ・スパ 健康アドバイザー

温浴施設の従業員や利用者が、サウナやスパに関する正しい知識を身につけ、お客さまへのサービス向上や、ご自身の健康増進に活用されることを目指して、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会が2014年に新たに設立した認定資格

サウナストーブ

サウナ室の温度を高めるために用いるサウナの心臓部といえる設備。燃料は、古くは薪だったが、現在は利便性の高い電気が主流。

サウナストーン

サウナストーブの上に置いて使う石のこと。熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることで、サウナ室の湿度と体感温度が上がる。高密度で2000℃の高温にも耐える「香花石」や、耐久性が高く砕けにくいセラミック製のストーンなどが用いられる。

サウナ・スパプロフェッショナル

サウナ・スパ健康アドバイザーの上位資格。サウナ・スパ施設の適切な管理を目的として、専門的な知識を習得するもの。

サウナゾンビ

サウナ、水風呂、外気浴の繰り返しにより意識が朦朧とした状態

サウナタイマー

サウナ室の壁に掛けられた利用客が時間の経過を把握するための時計。サウナの入浴時間は8~12分が適切といわれていることもあり、12分計を採用することが一般的。

サウナハット

熱から頭部を守るために着用するサウナ室専用の帽子。布製で、水で濡らすと頭髪の乾燥も防げる。これまで主に海外で販売されてきたが、近年は、各地のサウナ・スパ施設でも購入できる。生地は、タオル生地、綿、メッシュ、フェルト、デニム、キルトなどがある。

サウナパンツ

サウナ内や館内移動時に着用するパンツ

サウナマット

サウナ室の衛生を保つためにベンチに敷く敷物。日本のサウナ施設ではあらかじめタオルのような布が敷かれていることが多いが、なかには入り口に個人用のシートを用意している店舗もある。フィンランドではマイシートを持ち込むことがスタンダード。

サ活

サウナ、水風呂、外気浴という流れに加え、食事やリラクゼーション等を含めた一連の活動。

サ飯

サウナ飯の略称。サウナ上がりに食べる食事。基本的に館内で。

サ旅

サ活を主目的に旅行に出かけること。

JALのサ旅企画。

JALパック|ととのえ親方・サウナ師匠と”ととのう”究極のサ旅ツアー2023 北のサ旅シュラン/南のサ旅シュラン
カンタン便利組み立て自由なツアー「JALダイナミックパッケージ」。ととのえ親方(松尾大)と

サ道

日本サウナ・スパ協会公認のサウナ大使、タナカカツキ先生が描いたマンガ及びマンガを原作としたドラマ。

塩サウナ

塩が置いてある湿度の高いサウナ。入浴方法は、塩を全身に塗り込んで、ゆっくり溶けるのを待つ。

下茹で

サウナ入室前に、風呂や温泉に入って体を温める行為。体を先に温めることで、汗腺が開き、サウナ入室時に汗が出やすくなる。

シングル

水風呂の温度が10℃以下のこと。平均的な水風呂の温度がおよそ17〜18℃なので、かなり冷たい。別名「グルシン」。

湿式サウナ(ウェットサウナ)

80~100%の高湿度のサウナ室のこと。じっくりと発汗できるのが特徴。代表的なのが、ボイラーで作った蒸気でサウナ室を温める「スチームサウナ」。より身体に熱をつたわりやくした「ミストサウナ」も湿式サウナのひとつ。保湿効果が高いので、特に女性人気が高い。また、身体への負担がドライサウナよりも少ないために、体力に自信がない人や、熱さが苦手な人におすすめ。

12分計

サウナの入浴時間は8~12分が適切といわれていることから、12分を示す時計。長針は1回転で1分、短針は1回転で12分を示す。

SPA(スパ)

広い意味での「近代的な温浴施設」。

日本では定義がはっきりしておらず、温泉もしくは温浴施設に、エステやボディケアサロンなど、様々なヘルスケア施設が併設されている場所というのが通例。

スピる、スピっている

サ室の中でスピリチュアルモードに入ること、入っている人

スモークサウナ

サウナの原型といわれるサウナ室。キングオブサウナの異名も持つ。

薪を燃やして大量の石を加熱し、室内を温める。煙突がないため、室内を温めたあとでドアなどから煙を排出する必要がある。ロウリュや独自の香りが楽しめることから人気は高いが、室温を温めるのに6~10時間要するうえ、ススをふき取る手間がかかるため、現在ではフィンランドでもほとんど残っていない。

セルフロウリュ

日本のサウナ施設において、利用客が自分でサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること。スタッフが行うことを「ロウリュサービス」と呼び、区別している。ロウリュを許可されてない施設もあるので、石が置かれているからといって勝手に水をかけるのは御法度。

た行

タナカカツキ

由緒正しき「公益社団法人日本サウナ・スパ協会」が公式に任命する「サウナ大使」というステキな肩書を持つ。サウナ効果か、お肌のツヤが神レベルになってきたマンガ家。(サ道第1巻の自己紹介)

タワー型サウナ

広めの室内に4~7段程度の段差を設けたサウナ室で「スタジアムサウナ」と呼ばれることもある。様々な温度が楽しめることが特徴。

チムジルバン

韓国の温浴施設の一種。日本の健康ランドのように、飲食やマッサージなど様々なサービスが利用できる。遠赤外線サウナや汗蒸幕(はんじゅんまく)といった様々なサウナ室が用意されている。

中温サウナ

室温60~90℃程度のサウナ室を指す。基本的に、ロウリュサービスを開催するサウナ室は中温サウナが多い。

チラー

水を循環させて、水を冷やしたり、温度を一定に保つための装置のこと。日本独自とも言われている。サウナ施設においては、水風呂の水を冷やすために用いる。

チンピリ

薬品・薬草の濃度の高い薬湯のこと。皮膚や粘膜の薄い部分にピリピリした刺激があることが由来。

低温サウナ

室温60℃以下に設定されたサウナ室のこと。スチームサウナなどがこれに該当する。

テントサウナ

断熱性の高いテントを屋外に設置し、サウナストーブを燃焼するスタイルのサウナ。水風呂代わりに川、海、湖が使用される。

ととのいイス

外気浴スペース又は浴場スペースに置かれる休憩専用のイス。ととのうための必須アイテム。

ととのう

サウナ室で身体を温めてから水風呂に入った時の、身体が浄化されたような、なんとも表現しがたい爽快感を表す言葉。サウナ愛好家 濡れ頭巾ちゃんが命名。タナカカツキ先生は「サウナによって、心身ともに調律される感覚をサウナ愛好家の間では『ととのう』と表現する」と言う。五感が研ぎ澄まされたような感覚でもあり、サウナハイ、サウナトランス、サウナーズハイとも言う。

ドライサウナ

高温で湿度が低い乾燥しているサウナ。一般的にサウナと言うとこれを指すことが多い。乾式サウナとも呼ばれている。

な行

内気浴

浴場内の椅子に座り休憩すること。

日本サウナ・スパ協会

公益社団法人。サウナおよびスパ(温湯等を利用した保養または休養を推進する施設(公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律に規定する「公衆浴場」除く)の健全な発展のため、次のような事業を行っている。

サウナ・スパに関する調査研究および技術の開発
サウナ・スパ営業施設の施設基準の設定および基準を満たした施設の認定
サウナ・スパに関する正しい知識の普及
サウナ・スパ施設管理士および施設管理技術者の育成のための講習会の開催および登録
諸外国のサウナ・スパ機構との交流
その他、政府機関、国内関連団体との連絡、サウナ・スパ産業の健全な発展に貢献ある個人や法人の顕彰など、目的達成のために必要な事業

公益社団法人日本サウナ・スパ協会のホームページ

熱波

ロウリュサービス(アウフグース)の際に、サウナ施設のスタッフがタオルやうちわであおいで、客に浴びせる高温の蒸気の風のこと。うちわよりもタオルの方が熱波の量が多い。熱波を連発するには相当なスタミナを要することから、担当するスタッフのことを敬意を込め「熱波師」と呼ぶ。

ヌシ

女性・男性ともに存在するサウナ室のボス的な常連客。同じ時間、同じ位置に陣取る。周囲に有形無形の圧を発する。

は行

バーニャ

ロシア式サウナ。60℃前後と低温ながら湿度が極めて高い。

バケット

バケツのこと。ロウリュを行う際、サウナストーンにかける水を入れるために使用する。サウナ用の桶として販売されることもあり、素材は銅や木など様々。 

ハマム

トルコ式サウナ。伝統的な公衆浴場であり、排水と熱効率が綿密に計算されている。

汗蒸幕(はんじゅんまく)

麻の布を被り、100℃以上の高温のドームに入る韓国の伝統的なサウナ入浴法。ドーム自体を汗蒸幕と呼ぶこともある。ドーム内に積まれた石から遠赤外線が放出され、短時間で発汗できるのが特徴。

ヒートショックプロテイン(HSP)

熱刺激を与えると出る特殊なたんぱく質。サウナ室に入れば熱によってHSPが増える。熱で傷んだ細胞を修復する働きを持つ。ストレスなどで損傷した細胞も修復。免疫力の向上が期待できる。それ以外にインシュリンへの感受性も高めるので、血糖値の改善にも効果がある。

日帰り温泉施設

宿泊せず入浴することを目的とした施設。レストランやレジャー施設を併設していることも多々ある。

フィーバータイム

薬湯サウナやスチームサウナなどで通常の人にとって必要以上に蒸気が出る時間のこと。体感温度が上がりすがる。

フィンランド式サウナ

日本において、高温すぎず、ロウリュ(熱したサウナストーンに水やアロマ水をかけ、発生した蒸気で発汗作用を高めること)が行えるサウナ室を示す言葉。本場のフィンランドスタイルであることに由来。

プライベートサウナ

人の目や衛生面が気にならず、着替えからサウナ浴、水風呂、休憩などを行える個室スタイルのサウナのこと

ベッスパ

ザ ベッド&スパ 所沢の略称

ブルポ

オロポのインスパイア系。レッドブル☓ポカリスエット。

プロサウナー

サウナの素晴らしさを広めるために活動するサウナーのこと

ベンチ

利用客がサウナ室で座る場所のこと。

ホームサウナ

通称、ホーム。サウナーたちが自分の本拠地としている、またはお気に入りにしているサウナのこと。

ボナサウナ(ボナサームサウナ)

サウナストーブをベンチの下に収納したサウナ室。室内のスペースを広くとれるのがメリット。また、熱い空気がゆっくり対流するため、入り心地は非常にマイルド。

ま行

マイスター

ドイツ発祥の職能訓練制度(資格)のことを「マイスター制度」と呼び、マイスターは様々な職業の最高位の称号を得た職人のことを意味する。ドイツでは、熟練のサウナマイスターが巧みな話術などとともに、アウフグースを行い、利用客を盛り上げる。

水通し

サウナ入室前に、水風呂にさっと入って体を冷やす行為。体を先に冷やすことで、ととのいやすくする裏技。濡れ頭巾ちゃんが幼少期に考案したと言われている。

水風呂

冷たい水が入った浴槽のことで、温冷交代浴やクールダウンの際に浸かる。水風呂に入ることは冷水浴と呼ぶ。初心者でも比較的入りやすい18℃のほか、冷たくて上級者好みの16℃以下など、水温は店舗によってさまざま。

眼鏡置き

サウナ室の入り口付近に設置された眼鏡を置くための棚のこと。普段眼鏡を掛けている人は、サウナの熱により変形や破損から守るために、眼鏡をこの棚に置くのが一般的。

や行

薬湯サウナ

蒸した薬草の蒸気を充満させるスタイルのサウナ。独特の香りがする。

ユーツル

横浜市鶴見区にある名門サウナ『ヨコヤマユーランド鶴見』に敬意を表した呼び名。

ら行

ラドル

バケットに溜めた水をすくいあげて、サウナストーンにかけるために使うひしゃく。

リクライニングチェア

背もたれを後方に倒せるイスのこと。サウナ施設では主に休憩室に置かれ、仮眠したり、備え付けのテレビの視聴やマンガを読んだりすることができる。

リラクゼーションサービス

マッサージやあかすりなどの癒し系サービスのこと。別料金を支払えば、多くのサウナ室で受けられる。

ロウリュ

サウナストーンに水をかけて蒸気を出し、サウナ室内の体感温度と湿度を高めること。発祥はフィンランドで、元来は蒸気そものを指す言葉であった。日本のサウナ施設の多くは、タオルやうちわであおぐアウフグースを含んでロウリュという。

ロッカーキー

サウナ施設において、脱いだ服を入れるロッカーを施錠する鍵。入浴時は手首や足首に巻いて携帯する。ロッカーキーにバーコードやICチップを付帯する施設では、飲食やリラクゼーションサービスなどの追加料金情報を管理できるため、退館時に精算可能。財布を持ち歩かなくて良いことから便利。

ロッキーサウナ

大量に積み上げられた石をストーブで熱することで、遠赤外線を発生するサウナ室。燃料にはガスを使用し、電気式に比べてランニングコストを抑えられる。

わ行

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